インプラント手術の治癒期間は3ヶ月~6ヶ月

インプラント手術の治癒期間(インプラント体を埋め込む手術後の治癒期間)は、下顎が3ヶ月、上顎が6ヶ月です。

手術で切開した歯肉は2週間ほどで完全に治癒しますが、埋め込んだチタンのインプラント体が顎の骨と完全にくっつくまで安静にしている期間は長くなります。

インプラント体と骨が結合するまでの治癒期間は安定期間と呼ばれ、下顎の骨が3ヶ月間、上顎の骨は6ヶ月間と違いがあります。

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インプラント手術の治癒期間中

 インプラント手術の治癒期間中は細菌感染の予防に努めます。
 手術直後には痛み止め、細菌感染を防ぐための抗生物質、やうがい薬が処方されます。
 歯肉を縫合した場合は抜糸までの1週間にも、傷口の消毒のために通院することもあります。抜糸後は埋め込んだインプラント体とあご骨がうまくなじむまで待ちます。
 手術後の痛みや腫れが長引くようだと、細菌感染が起きてしまった可能性が高く、もう一度インプラントを抜きなおす必要も出てきます。そうなった場合は、再度骨の穴が埋まるまで骨の再生を待ち、再手術です。

インプラント手術の治癒期間を終えた後

インプラント手術の治癒期間が終わるのはインプラント体と顎の完全なに結合が確認される3ヶ月~6ヶ月後です。
 結合が確認されたら、2回法の術式では2回目の切開手術が行われます。
 2回目の手術でも術後に細菌感染を防ぐための抗生物質やうがい薬が処方されます。抜糸をする場合は1~2週間後で、抜糸後は歯肉が落ち着くまで時間を起き、歯型をとるという流れになります。