インプラント手術の先駆者

日本におけるインプラント手術の先駆者である東京医科歯科大学の小宮山氏が、現代の歯科インプラント技術をスウェーデンから持ち帰ったのが1983年です。

その優れた技術が認められると、東京医科歯科大学の次には日本歯科大学が技術の導入にはいり、現在ではほとんどの歯科大学がオッセオインテグレーテッド・インプラントを導入しています。

日本は欧米に比べて、インプラント治療に関しては教育が遅れたために、症例はまだ少ないです。
インプラント治療を行っている歯科医もかなり少数派です。
21世紀になり日本でも各大学でインプラント学科が設置され始め、いよいよ日本でもインプラント治療が普及していく段階になりました。

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世界のインプラント手術の先駆者

 インプラント手術の先駆者スウェーデンの整形外科医プローネマルク教授は1952年、うさぎのひざの骨にチタンを植え込んだ実験でチタンと骨の完全結合関係を発見しました。

 教授はこの発見から、人の骨にチタンを埋め込むと、何カ月後には埋め込んだ時のわずかな骨とチタンの隙間がふさがってチタンが骨に半永久にくっつくという大発見を導き出したのです。
この結合をオッセオインテグレーション(骨の融合)と呼ぶようになりまいた。

歯のインプラント治療もこの「オッセオインテグレーション」の研究から実験を重ね、「上の顎骨は6ヶ月」「下の顎骨は3ヶ月」というチタンとの結合時間を導き出した結果生まれた医療技術になります。

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